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中国服飾史図鑑 第四巻 (発売元:国書刊行会)

中国服飾史図鑑 第四巻 (発売元:国書刊行会)

[著者] 黄能馥/陳娟娟/黄鋼
[監修] 古田真一
[翻訳] 古田真一/栗城延江
[定価] ¥28,000 (税抜) [発売日] 2021年04月20日
[ISBN] 978-4-336-06315-1 [Cコード] C0622
[ページ数] 352ページ [判型] A4変型判

内容紹介

石器時代から20世紀まで2万年に迫る中国服飾の展開を、3000点を超える写真や図解で分かりやすく通観。衣服や冠帽はもちろん、履物や装身具、髪型や化粧まで、全4巻で網羅的に解説するビジュアル決定版! シリーズ第一巻は先史時代から魏晋南北朝までを収録。 【本書の特徴】 ◆中国内外の博物館や研究機関、個人が所有する服飾にまつわる歴史的資料について、総計3000 点におよぶ図版を掲載。 ◆衣服や冠帽はもちろん、履物や多彩な装身具、髪型や化粧、埋葬時に身に着けた玉衣服飾まで、身にまとうもの・身体を装飾するもの全般を網羅。 ◆服飾品・装身具などの現物だけでなく、壁画や布帛画、俑や塼彫など、服飾品・装身具がどのように身に着けられていたかを示す具体的用例を掲載。また写真に加え、学術的な考証により描かれた復元図、図解等も豊富に収録。 ◆服飾のデザインや文様がもつ内面的な意味を、数多くの文献を引用しながら、当時の思想や社会情勢と関連付けて説明。中国歴代の服飾が、時代精神を具現化する様子についても詳述する。 ◆中国文学や中国史の記述に具体的なイメージを与える圧倒的な視覚資料を提供。作画や設定用資料としてクリエイターにも有用。 ◆各巻冒頭には、監修者による日本語版オリジナルの概論を付す。

 目次 

中国服飾史概説 〜清(下)から近代〜 古田 真一
第十一章 清代の服飾(下)
一 清代の冠服制度――女性冠服と男女の服飾品
[一]清代女性の冠服
  1.朝服
    ( 1)朝褂/( 2)朝袍/( 3)朝裙
  2.吉服   
   ( 1)龍褂・吉服褂/( 2)龍袍・蟒袍/( 3)八団花卉文吉服袍
  3.常服および便服108
[二]清代の装飾品
  1.冠服制度に規定された装飾品
    ( 1)頭部の飾り――金約・耳飾
    ( 2)身体につける飾り――朝珠・領約・彩帨
    ( 3)腰飾り――朝帯・吉服帯・常服帯・行帯
    ( 4)衿元飾り――披領・霞帔
  2.規定以外の装飾品
    ( 1)頭部の飾り――鈿・簪・歩揺・耳挖簪・扁方・遮眉勒
    ( 2)手元の飾り――手鐲・指甲套・扳指・指輪
    ( 3)下げ飾り――佩飾・斎戒牌・念珠・荷包・香囊
    ( 4)身体につける飾り――領衣・ボタン
    ( 5)足元の服飾――靴・鞋・襪明代における服飾の発展とその背景
二 清代の軍服
三 清代における冠服以外の服飾
[一]清代男性の服飾
  1.馬褂と馬甲/ 2.袍・衫と襯衫/ 3.短衫・短襖と褲/ 4.被り物
[二]清代女性の服飾
  1.旗髻/ 2.馬褂/ 3.坎肩・褂襴/ 4.襯衣と氅衣/ 5.囲巾・雲肩・一口鐘/ 6.裙と褲
[三]清代における様々な職種の服飾
  1.道教の服装/ 2.仏教の服装/ 3.芝居の衣装
[四]太平天国下での服装

第十二章 服飾の近代化
一 服飾の大衆化
[一]袁世凱による帝制の復活
[二]孫文が提唱した中山服
二 辛亥革命後の中国の服飾
[一]旗袍の黄金時代
[二]衫と裙の服装の簡略化
[三]レーニン服から軍便服へ
三 中国服飾文化の輝ける新時代を迎えて

著者/監修者/翻訳者紹介

〔編著〕
黄能馥(こう のうふく)
1927年浙江省生まれ。専門は染織、服飾。中央工芸美術学院教授、中国書画通信大学副長、北京現代実用美術学院名誉学院長、蘇州シルク博物館顧問などを歴任。主な著書に『中国印染史話』(中華書局出版、1960年)、『絲綢史話』(共著、中華書局出版、1963年)、『中国美術全集 工芸美術編・印染織繡』(上下巻、文物出版社、1985年)など多数、邦訳書に『中国絹織物全史――七千年の美と技』(共著、科学出版社東京 発行・国書刊行会 発売、2015年)がある。
陳娟娟(ちん えんえん)
1936年北京生まれ。1956年に北京故宮博物院に入り、沈従文氏に師事。以来40年余、中国国家文物鑑定委員会委員、中国古代絲綢文物複製センター副センター長などを歴任しながら、中国古代の織物・刺繡の研究、分析、鑑定に従事する。主な著書に『国宝』(共著、商務印書館香港分館、1983年)、『故宮博物院蔵7 宝録』(上海文芸出版社、1985年)など、邦訳書『中国絹織物全史――七千年の美と技』(共著、科学出版社東京 発行・国書刊行会 発売、2015年)がある。
黄鋼(こう こう)
1961年北京生まれ。織物・刺繡品の収蔵家、画家。中央工芸美術学院修士課程を修了し、母校にて教職に従事する。2000年より欧米、香港、台湾、日本にて個展を開催。2009年には東京都美術館開催の「第35回AJAC展(日本と世界の現代美術)」に出展。著書に『中国龍袍』(共著、漓江出版社、2006年)、『黄鋼HUANG GANG』(大型画集、人民美術出版社、2008年)などがある。

〔監修・翻訳〕
古田真一(ふるた しんいち)
1954年愛知県名古屋市生まれ。帝塚山学院大学教授。京都市立芸術大学美術専攻科修了。1986年から1990年まで北京大学に公費留学。専門は中国絵画史。編著書に『中国の美術――見かた・考えかた』(共編、昭和堂、2003年)など、論文に「六朝絵画に関する一考察――司馬金龍墓出土の漆画屛風をめぐって」(『美学』42巻4号、1992年)、「宋代における仕女図の表現形成について」(『中国美術の図像学』京都大学人文科学研究所、2006年)など、監修・翻訳に『中国出土壁画全集』(全11巻、科学出版社東京 発行・国書刊行会 発売、2012年)などがある。

〔翻訳〕
栗城延江(くりき のぶえ)
1986年から1990年まで北京大学にて中国哲学・考古学を専攻する。専門は中国服飾史。訳書に『中国五千年 女性装飾史』(京都書院、1993年)、『中国古代の服飾研究』(京都書院、1995年)など。