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カテゴリ 美術・考古 

中国玉器発展史(上巻)

中国玉器発展史(上巻)

[著者] 常素霞
[監修] 鶴間和幸
[翻訳] 菅野恵美
[定価] ¥6,800 (税抜) [発売日] 2019年09月26日
[ISBN] 978-4-907051-28-0 [Cコード] 1072
[ページ数] 280ページ [判型] A5

内容紹介

中国の美しい石、玉器は独特な芸術性、民族性に富み、人々から尊敬され、大切にされてきた。その発展の背景を、時代を追ってまとめています。本書は、玉器の概要と新石器時代、夏殷周、春秋戦国時代までを資料画像とともに解説。

 目次 

序 論
 玉の起源/玉器の種類/玉器の特徴
第一章 新石器時代の玉器
 遼河流域における新石器時代の玉器/長江下流の太湖流域における新石器時代の玉器/黄河中上流域における新石器時代の玉器/黄河下流域における新石器時代の玉器/その他の地域における新石器時代の玉器/結び
第二章 夏殷周の玉器
 夏代の玉器/殷代の玉器/周代の玉器/結び
第三章 春秋戦国時代の玉器
 春秋時代の玉器/戦国時代の玉器/結び

著者/監修者/翻訳者紹介

【著者】
常素霞(じょう そか)
1952 年生まれ。河北省民俗博物館館長・博物館研究員、国家文物鑑定委員会委員。河北師範学院芸術学部卒業。文物研究に30 年余り従事し、文物鑑定特に中国古代玉の研究において優れた業績がある。編著に、『中国古代玉器図譜』(金城出版社、2013 年)、『中国玉器簡史』(教材、中国科学院、2003 年)、『古玉鑑定与辨偽』(中国社会出版社、2006 年)がある。また、『中国出土玉器全集 河北巻』(科学出版社、2005 年)、『河北民俗文化叢書』(科学出版社、2010・2011 年)、『古玉集珍』(河北美術出版社、2007 年)、『歳月旧夢』(河北美術出版社、2008 年)、『民間蔵珍』(河北人民出版社、2006 年)などを監修。1996 年、国家に貢献した優秀中堅研究者に選出され、1997 年には河北省の優秀研究者に選出された。

【監訳者】
鶴間和幸(つるま かずゆき)
1950 年生まれ。1980 年東京大学大学院人文科学研究科東洋史学専門課程博士課程単位取得退学。1998 年博士(文学)。現在、学習院大学文学部教授。専門は中国古代史。主な著書に、『秦帝国の形成と地域』(汲古書院、2013 年)、『人間・始皇帝』(岩波書店、2015 年)、編著として、『四大文明 中国』(NHK出版、2000 年)、『中国世界遺産の旅2 中原とシルクロード』(講談社、2005 年)などがある。

【翻訳者】
菅野恵美(かんの えみ)
学習院大学大学院人文科学研究科史学後期課程修了。博士(史学)。現在、関東学院大学准教授。専門は中国秦漢史、漢代墓葬装飾研究。主な著作に、『中国漢代墓葬装飾の地域的研究』(勉誠出版、2012 年)がある。