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曹操墓の真相(発売元 国書刊行会)

曹操墓の真相(発売元 国書刊行会)

[著者] 河南省文物考古研究所
[監修] 渡辺義浩
[翻訳] 谷口建速
[定価] ¥2,300 (税抜)
[ISBN] 978-4-336-05417-3 [Cコード] C0022
[ページ数] 308ページ [判型] 四六判

内容紹介

副葬品に刻まれた「魏武王」の文字、出土した頭骨は60歳代男性―。被葬者をめぐり中国で大論争を巻き起こした西高穴2号墓(河南省安陽市)の謎に挑む。 魅力的なエピソードと多数の写真で「世紀の発見」の経緯を詳細に辿り、その謎に迫る。全ての三国志ファンに贈る考古学ドキュメント。 2009年12月、曹操の墓が発見されたとの知らせが世界を驚かせた。 そしてその後に巻き起こった真偽論争――。 河南省文物局考古隊による発掘の詳細な経緯、盗掘者との闘い、60歳代男性の頭骨や「魏武王」の文字が刻まれた副葬品の発見など、魅力的なエピソードと、カラーを含む多数の墓室内写真、出土品の写真を交えながら「世紀の発見」の謎に迫り、中国でベストセラーとなった考古学ドキュメンタリーの傑作、ついに邦訳。

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 目次 

第1章 西高穴大墓の発掘調査
第2章 「死の暗号」を読み解く
第3章 文献における曹操の死の真相
第4章 瘠薄の地に葬られた英雄
第5章 歴史を真実に回帰させる
エピローグ―千年の古墓における現世のまぼろし
附録 曹操高陵発見の一部始終
解説「曹操墓の真相」の行方

著者/監修者/翻訳者紹介

唐際根(河南省文物考古研究所)
1964年生。北京大学と中国社会科学院で学び、2004年にイギリス・ロンドン大学で博士の学位を取得。現職は中国社会科学院考古研究所研究員・安陽師範に勤務。長きに渡り中国青銅器時代の考古研究に従事。著書に『考古与文化遺産論集』・『中国古代鉱冶簡史』、共同編集に『多維視域――商王朝与中国早期文明研究』・『安陽殷墟出土玉器』、共同翻訳に『?一種古史――青銅器紋飾・徽識与図像解読』など多数。

渡邉義浩
1962年生。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科修了。文学博士。現在、大東文化大学文学部教授。三国志学会事務局長